芳野小屋の日誌

小屋の暮らしと、犬、畑、登山、ワイン等の日々

熊鈴

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今年の夏に南アルプス仙丈ヶ岳に登って以来の久々の山。愛知県三河の「猿投山」標高629mに登って来ました。(いい写真がないので山頂到着時刻)

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 猿投山は名古屋にも近くそんなに深い山ではありませんし、登山者やトレイルランナーも多く、まさか「熊」はいないと思うのですが看板の通り「熊鈴」を付けた人がとて多く見受けられます。歩くスピードが遅い私にとっては後ろからのプレッシャーにもなりますし、耳を澄ませばキツツキが樹をつつく音などが聞こえる静かな山道なのですが鈴の音が静寂を破ります。

私も渓流釣り用に熊鈴は持っていたのですが岐阜県白川村(合掌造りの村)に仕事(介護)で暮らしていた時に同じく愛知県から赴任した看護師にプレゼントしました。彼女はネパールでしばらく農業をやっていた強者でしたが熊が出る場所を歩いて出勤していましたので譲りました。白川村はほんとに熊はいますし出ます。 ネパールも南部は低地でジャングルがありジャガーもいたそうです。

幻の熊は冬眠してるかなぁ。

 

 

畑を始めます。

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愛知県の岩倉市を南北に流れる「五条川」は、河川堤防に約1,400本の桜の樹が並ぶ花見の名所です。

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その五条川の横にある畑をひょんなことから借りることになりました。(上の写真)どうでしょうか10坪位はあると思うのですが、耕運機なども地主さんが貸してくれて年間4,000円だそうです。名古屋市の私の芳野小屋から車で30分程度の距離です。

借りることにしたのはいいんですが私鉢植えのブドウや植木は育てていますが「畑」など生まれてこの方やったことがありません。来週にでも地主さんが土を耕運機で起こしてくれるそうです。さあ~何から始めればいいものか。どうなることか。

 

 

角打ち

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勤め先に酒好きな同僚が居ます。最寄りの地下鉄の駅までに安くて気の利いた飲み屋がありません。そこで時々コンビニで「角打ち」をして帰ります。写真は、二人で「ローソン」の店内カウンターでおでんをつまみにビールを飲んだ時のもの。

「角打ち」とは酒屋の店頭で酒を飲むことで北部九州では一般的です。コンビニで「角打ち」は少ないと思いますがつまみも豊富でトイレもありますので快適です。

また今回は、写真でもわかりますが「ボーズ」のブルートゥーススピーカを持ち込みiPhonに入れてるジャズを聞きながら一杯やりました。こんなことを二人合わせて107歳のおじさん達がやっていいのでしょうか?

 

海か犬かワインか家内か。

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晩秋の海、昨日は暖かかでした。愛知県知多半島・内海千鳥が浜。

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ところで、ボジョレーヌーヴォーを飲みました。(空き瓶の写真で申し訳ありません。)

これまではスーパーの売残り超安物しか飲んだ事がなくヌーボーに興味はありませんでした。

が、これは美味かった。フルーティーで酸味が無くジュースのようで華やかでした。うまいとおもいました。

マセラシオン・カルボニック。この製法は、ブドウを破砕しないでタンクに入れます。下から潰れて発酵します。炭酸ガスがタンクに充満し他のブドウも酵素の働きでリンゴ酸が分解されアルコールが出来ます。ブドウの皮からも色んな成分が出てきて素敵な新酒を作ります。

芳野ワイナリーのワインはもう少し寝かせてみましょう。

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ボジョレーヌーヴォーを買ってくれた人に感謝。

 

酒造りの神

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酒についての本は多いですが、酒の飲み方がどういうふうに変わったかについて書かれた本は少ないです。柳田国男著「酒の飲みようの変遷」は面白いですね。お酒の好きな方は是非一読してみてください。(遠野物語集英社文庫に一緒に入っていました。)

さて、最近読んだ、神崎宣武著「酒の日本文化」に、酒造りの神は「松尾明神」とありました。勉強不足で知りませんでしたが京都嵐山地区にあるそうです。分社が愛知県小牧市にあるとのことで、わたくしも醸造家の端くれ。是非詣でなければと出かけました。小牧神明社にお稲荷さんと一緒に境内に合祀された小さなお社でした。

「今年のワインがおいしく仕上がりますように。」ぱちぱち。