最近、社会保障制度改革国民会議の提言があって、2015年の介護保険改正のポイントが見えてきました。基本的には介護保険総費用の抑制です。(制度スタートの2000年3兆6273億円、11年8兆2253億円、25年予想21兆円と恐ろしい推移)
○高齢者の介護サービス利用の自己負担分を夫婦の年収が多い世帯(3百数十万円以上まだはっきりしない)で、現在の1割負担から2割負担に。
○介護度(介護の必要性)が低い階層「要支援1.2」は、現在介護保険の予防給付で賄われていますがこれを介護保険から切り離し市町村の事業に移行する。
いずれしても改正の度に費用抑制のため、介護保険制度は複雑になり運営側は制度に対応してビジネスモデルを検討し、いかに効率よく介護報酬を頂くか考えます。