福岡の実家に帰省しました。おふくろがこの2月に100歳となりそのお祝いで帰りました。
おふくろも元気で安心。 時間があったので糸島の海岸をドライブ。(二見が浦)
海岸線には元寇防塁が何か所が残っています。さほど遠くもない海の向こうは壱岐・対馬。その向こうは韓国。その向こうは中国。やはりここは外国と近いことを改めて感じました。
名古屋に戻る日に博多旧市街の寺町を散策しました。
臨済宗の寺院が多くあります。禅寺はいいですね。栄西禅師が宋から帰国し建立した聖福寺。
一本奥に入るといい小道があります。
唐から帰朝した空海が建立した東長寺。五重塔がある真言密教の寺、禅寺とは趣が違います。
妙楽寺には、ういろう伝来の地の碑がありました。名古屋も、ういろうが有名です。思わぬところで繋がっていました。 ほかにも、承天寺には、うどん・そば・饅頭の発祥の記念碑があり(製粉技術が伝承された地)、聖福寺には栄西が宋から持ち帰り初めて日本に植えたお茶の木の末裔が「日本茶発祥の茶の木」としてありました。
やはり博多は、南には太宰府があるので大陸や半島から宗教、文化、技術、交易品などなどが多く集まったのでしょう。
締めに、勇壮な祭りで有名な「博多祇園山笠」の中心、櫛田神社にお参り。
先日の京都旅行と比べれば、博多は、街も人もカラッとしとうですね。やっぱ。