芳野小屋の日誌

小屋の暮らしと、犬、畑、登山、ワイン等の日々

桔梗ヶ原

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昨日、塩尻 桔梗が原の林ワイナリー(五一ワイン)に行ってきました。

私は、麻井宇介著「ワインづくりの思想」に影響を受けました。

桔梗ヶ原はコンコード種を中心に作っていましたが、1970年台中ごろから甘味葡萄酒からテーブルワインへ需要が変化する中でヨーロッパ系ワインぶどうに作付を切り替えていきます。当時、品種切り替えは大変なリスクだったでしょう。その仕掛け人が後のシャトー・メルシャン麻井宇介であり、受け持ったのが林ワイナリーをはじめとする果樹栽培者でした。そして、その品種は、「メルロー」。のちに桔梗ヶ原は日本でも有数のワイン産地となります。

上の写真は垣根仕立てのシャルドネの畑。下は棚仕立てのカネルネソーヴィニョン。メルローはじめ多くのブドウは収穫済でした。

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このほかにもリースリングカベルネ・フラン、ピノ・ノアール、などいろいろな種類のブドウがありました。棚仕立てのナイアガラからは甘い香りがして、天気も良くとても幸せな気分になりました。やはりブドウ畑をみてワインを買うべきだと思いました。