朝日新聞の「認知症社会」のシリーズで「福祉の現場 狙われた財産」の記事がありました。
お金持ち(預貯金1億2千万円)の一人暮らしのお年寄りが有料老人ホームに入居契約をする際、本人所有の土地建物を施設に格安で売却し、その代金を入居一時金(1千万円)や月々の利用料(月50万円の40カ月分)と相殺する契約、また本人死亡した場合は「一切の財産をホームへ贈与する」との契約も結んでいた。
これは、福祉や介護などの話ではありませんね。私の勤務する特別養護老人ホームではこんなことや、介護職の利用者のお金の着服はシステム的に考えられませんが、職員が何時「悪人」に変身しないとも限りません。
ときどきあることは、入居高齢者の方から介護職員など「よく世話してもらってるので」と現金(多くても1万円以下)を手渡されることがあります。ルールとしては、現金等は持っていただかないのが原則ですが、その場で断って、認知症の方等どうしてもの場合は、いったん受け取って事務所へ報告→ご家族へ返還、となっています。
いずれにして再度のルールの徹底と起こらないようなシステムの再検討が必要です。
口直しに、わが小屋のブルーベリー。美味しく育て。