芳野小屋の日誌

小屋の暮らしと、犬、畑、登山、ワイン等の日々

ワイン

ワイン作り2015 搾汁

10月12日、酵母菌の投入から8日目。1次醗酵を切り上げ、搾りました。醪5.5kgから3,500ccの果汁(マスト)が採れました。エアロックを着けて、空気と遮断します。2次醗酵の始まりです。(2ヶ月程度)※酒税法では、製造免許を受けずに酒を造った場合、10年以下の懲…

名古屋徳川家2題➕1

昨日、犬の散歩で名古屋城北側の名城公園に行きました。名古屋城は、戦災で焼失し戦後復興のシンボルとしてコンクリート造で復元されました。最近になって耐震補強が必要となり「どうせなら木造で復元して東京オリンピックに間に合わせよまい。費用450億円ほ…

ワイン作り2015 破砕,酵母添加,補糖

今日、ブドウを潰しました。山ブドウは小さくて果皮も厚く手では潰すのが大変なので空き瓶などで潰し発酵瓶に入れます。潰し終わったものを醪とかマスト言います。次に屈折糖度計でマストの糖度を計ります。今年の山ブドウは、22.8度ありました。よく熟して…

ワイン作り2015 ブドウが届く

山形県鶴岡の「うらやま農園」から頼んでおいた「山ブドウ」が届きました。今年のワイン作りの始まりです。ワインは、いつでも飲めますが作るのは年に1回です。私は、あと何回ワインを作れるだろうか?そんな事を考えると4回目を迎える今年のワイン作り、ま…

九頭竜湖と葡萄

昨日は、福井県:九頭竜湖畔でデイキャンプ。普段なら2時間程度で行けますが連休中の渋滞で3時間半かかりました。この湖はダム湖で水位が変わりますが昨日はほぼ満水。美しい湛水面でした。 芳野小屋住人4名と犬1匹楽しい休日を過ごしました。 芳野小屋に帰る…

アズッカ エ アズッコのぶどう畑

豊田市というと自動車工場を思い浮かべますが、北西側に広大な自然(田舎)があります。今年3回目の訪問。ぶどう畑までは、途中からダートな道となります。ぶどうはソービニョン・ブランかな、それともシャルドネかな?白ワイン用ですね。山の斜面に垣根仕立て…

ななつぼし葡萄酒工房 その2

愛知県小牧市にある小牧ワイナリー(ななつぼし葡萄酒工房)に春以来の再訪です。もう少しブドウの実りがあると思ったのですがマスカットベリーAは、まだ若い様でした。畑の隣りの醸造所と販売所は予想に反して、流行っていました。今年はこれから醸造が始まる…

五一ワイン

塩尻の桔梗ガ原にある林農園 (五一ワイン)は、昨年10月に訪問し、今回が2回目。メルローの棚仕立ては、新梢から結果母枝が上に伸び下段に見事なブドウを実らせていました。なるほどなと剪定の情況を確認。 お土産に、「はれの日」に飲む用に、自社農園のブド…

川名山ビンヤード近況

川名山ビンヤードの近況です。上記写真は、第3農園と第4農園の「メルロー」。新梢が、すくすく伸びました。これから摘芯して梢の成長を抑えます。予定では真ん中と左右に梢を伸ばし枝を形成して来春短く剪定してそこから芽生える新梢にブドウ房を実らせます…

アズッカ エ アズッコのブドウ畑

GWは、どこも混雑しているので3月末に行った豊田市にある「アズッカ エ アズッコ」ワイナリーのブドウ畑にいってみました。見事に新枝から新芽がきれいに伸びていました。今後も、我がワイナリーの「川名山ビンヤード」の剪定の手本として見学させていただき…

萌芽(ほうが)

川名山ヴィンヤード: 3月26日に植えた4本の苗木のうちの「マスカットベリーA」の1本から萌芽(ほうが)が始まりました。 萌芽期=黎明期黎明=夜が明けて朝になろうとする頃。「黎明」と言う言葉はすきです。まさに夜が明けて朝になろうとする頃、エネルギーが…

ななつぼし葡萄酒工房

愛知県小牧市に出来た「ななつぼし葡萄酒工房」の葡萄畑を見に行きました。この畑は、今年植えたのでしょう、私の「川名山ヴィンヤード」と成長が同じでした。葡萄の種類は確認できませんでした。 工房は整備中でした。 私の調べでは、この工房は、「社会福…

アズッカ エ アズッコ

愛知県の豊田市にある「アズッコ エ アズッカ」というワイナリーに行って来ました。(豊田市勘八町) 3000本のブドウが植えてあるそうです。 畑に行く途中に桜並木があり、なかなか良いロケーションです。5月ころもう一度訪問しようと思います。なんせ芳野小…

川名山ヴィンヤード

送られてきたブドウの苗を一晩水に浸し、長いひげのような根を10㎝程度に切り詰めて先日、土を調合して入れた大型プランターに植えました。 手前2本がメルロー、奥2本がマスカットベーリーA。(ともに台木はフリー5BB) 設置場所は、建物の南面で庇の下…

ブドウの苗木

頼んでおいたブドウの苗木が山梨県の植原葡萄研究所から届きました。メルロー2本、マスカットベリーA2本。素掘りの苗木を水に一晩漬けます。今日はここまで。

葡萄作りプロローグ2

いよいよ葡萄栽培用の土を作ります。先ず、大型プランター「しゅうかく菜」に底石を敷き詰めます。それに、腐葉土、赤玉土、砂を5:3:2で混ぜます。それに、苦土石灰と溶リン(混合したもの)をい1鉢38g入れます。これで土は出来上がり。テロワールの一つ、土壌…

葡萄作り プロローグ1

今年は葡萄の栽培を始めます。苗は、山梨の植原葡萄研究所から3月下旬にメルロー2本とマスカット・ベイリーA 2本が届きます。 植えつけの準備を始めます。プラスティック製プランターは、野菜栽培用で75L。支柱も設置し易いのが特徴です。これくらい大きいと…

SAYS FARM

SAYS FARM からの眺め。小洒落たワイナリー。休みでした。短梢剪定が終わっていました。

今年の抱負

(写真は、昨年の信州塩尻「林農園」) 今年の抱負は、葡萄畑を作ることです。 すでに、山梨県の植原葡萄研究所に葡萄の苗を発注しました。 ヨーロッパ系ワイン用の「メルロー」2本と日本での改良品種「マスカット・ベーリーA」を2本、計4本のブドウの苗を育…

手持ちのワイン

年の始めに手持ちのワインをご紹介します。上記写真の左から、手作りワインのヤマブドウ「山形ルージュ」、マスカットベリーAとヤマブドウのミックス「アンサンブル芳野」、マスカットベリーAの「熊本ルージュ」。ワイナリーに行って見学して購入した、左か…

ヤマブドウ 瓶詰め

平成26年12月21日 本日、山ぶどう 2,700 ccの瓶詰めをしました。写真はコルク打設機。半分は、前に作ったマスカット・ベリーAと1:1でブレンドして、名称「アンサンブル芳野」を作りました。マスカット・ベリーAの酸味と渋み、山ぶどうのムラサキ色の素晴らし…

芳野ヌーボー2014

手作りワインにラベルを貼りました。「熊本ルージュ」2014 の出来上がり。小瓶は100cc のスクリューキャップ。大瓶は360ccのコルク栓。小瓶は、透明ガラスなのでワインの薄い色がわかります。マスカット・ベリーAのワインは、瓶内でマロラクティック醗酵が起…

ワイン作り2014 その5

11月2日 先に仕込んだマスカット•ベリーA のボトル詰めを行いました。360cc瓶3本にはコルクを煮て打設しました。 ワインの出来映えですが、なかなかフルーティーで美味しいですよ。もう暫く瓶で熟成させます。また、一部は後に仕込んだヤマブドウと混ぜて「…

桔梗ヶ原

昨日、塩尻 桔梗が原の林ワイナリー(五一ワイン)に行ってきました。 私は、麻井宇介著「ワインづくりの思想」に影響を受けました。 桔梗ヶ原はコンコード種を中心に作っていましたが、1970年台中ごろから甘味葡萄酒からテーブルワインへ需要が変化する中で…

今日のワイン 2014 10.14

ロス ヴァスコスコ グランド レゼルブ 2011これ、うまい。初めて美味いと思ったワインです。カベルネソービニヨン主体でフルボディ。後口に甘みがあって美味かった。真剣にもう一本買って飲みたいワインです。チリ産。丸栄地下で2,000円程度。これは、先日行…

白山ワイナリーと永平寺

台風18号が近づいているので早起きをして福井県大野市の白山ワイナリーに出かけました。写真は山ぶどうの垣根仕立てです。ここは、山ぶどうをメインにワインを作るワイナリーです。ここ福井大野は雨も多くヨーロッパ系のぶどうは難しいとのこと。ほかにマ…

山ぶどうワイン 2014

山形より頼んでおいた山ぶどう4kg(除梗後の重量)が届きました。 ①水洗い ②除梗(果梗と果粒の切り離し、これには3時間かかりました。) ③破砕(果粒を潰す) ④糖度の測定(屈折糖度計で潰して出来た果汁を測定:20度でした。) ⑤酵母の添加(4kg×62…

ワイン作りのこれから

ーシャトー メルシャンのワイナリー見学で買ったワインです。「穂坂マスカットベーリーA セレクテッド ヴィンヤード2012」 です。私にとっては贅沢品です。さて、今後のワインとの関わりについて考えてみましょう。まず人に感銘を与えるワインとは一体どんな…

ワイナリー見学

山梨県勝沼にあるシャトー・メルシャンのワイナリー見学に出かけました。写真は試験農園にあるカベルネソービニヨンの垣根作り。枝の下の方にブドウがなっています。食べてもいいと言われたので、食べずに持ち帰って植えて見ようかとバックに入れました。後…

ワイン作り2014 その4

醗酵開始から7日目、醗酵も落ち着いたのでワイン醪を搾ります。サラシで搾ります。4.7kgのぶどう(ベリーA)を潰して醗酵させ、それを搾って採れた物が3.9リットルのワインマスト。これから2次醗酵の開始です。エアーロックを付けた4リットル瓶に移し変えます…