芳野小屋の日誌

小屋の暮らしと、犬、畑、登山、ワイン等の日々

晴耕雨読

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寒い日が続きますが、春からの野菜造りのために畑を耕し準備をしています。

晴耕雨読」と言う言葉が浮かびました。良い生き方だなと思います。

 「三国志」の中で、劉備に迎えられるまでの諸葛孔明の庵での暮らしがまさに「晴耕雨読」であったのではないか。畑を耕し体力を養い、書を読み知識を蓄える。如何なる時もただ待つのではなく準備を怠らない生き方。と解釈する人がいます。

 劉備のような人は迎えに来ませんが、もうしばらくするとあちらの方からお迎えが来るでしょう。それまでは、体と頭を鍛え矍鑠としてその時を迎えたいものです。

 

 

エビスグサ

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 頼んでおいた「エビスグサ」の種が届きました。購入先は「マルシェ青空」というところで珍しい植物の種を取り扱っているようです。ハバネロの種を頼んで植えたらただの獅子唐だった。などの苦情がネットで見受けら心配ですが、本物かは育ててみないとわかりませんね。まずはこんな花が咲くようです。

エビスグサ(マメ科)

エビスグサ:マメ科。北米原産、日本には18世紀初めごろ渡来。漢方では種子が緩下、強壮薬、眼病の薬として用いられる。民間では種子を焙じたものを「ハブチャ」と呼び、お茶と同様に用いると便通をよくし、健康増進に良いといわれる。

最近読んだ、つばた英子・修一著「ときをためる暮らし」にありましたので、さっそく我が家庭菜園の耕作物リストに入れました。種が取れたら焙じて飲んでみます。今年は少し畑頑張ってみます。

でも違う豆が出来てもそれはそれでよしとしましょう。

雪と犬

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 見てください!! 軟弱寒がりお座敷犬になり果てた芳野小屋の番犬「ソロ」(2歳半)が雪を見て雄飛する姿を。  ダックスには見えないでしょ。戌年の縁起物の1枚です。

 2018年1月3日 今日は、名古屋から東海北陸自動車道を通り1時間半で岐阜県郡上八幡。そこから、せせらぎ街道でパスカル清見へ。ここは昨年の夏にも家族でデイキャンプ(椅子とテーブルを草はらに出して青空ランチ)をしたところです。今シーズンはまだ雪と遊んでいないので「芳野小屋」の住人4人+犬1で出かけました。犬は寒がるかななど杞憂でした。しっぽフリフリ雪原を走り回るのなんの。

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 帰りに下呂方面に下って、飛騨萩原の洋菓子店「ジークフリーダ」に寄りました。ここは、愛読させていただいているアマゴさんのブログ「田舎で生活10年目」で紹介のあった「山奥の名店」で早速行ってみました。ケーキ美味しかったですよ。軒下にブドウの樹があり実を採らず残してありました。なかなかおしゃれですね。

 今年もよろしくお願いします。

 

29年暮れ

私の仕事場は、名古屋の特別養護老人ホームです。今年も大晦日と明日の元日は出勤となっております。写真は、28日に愛知県岡崎市の藤川宿に「門松」を引き取りに行った時のもの。f:id:sirakawakisimenn320:20171231140242j:image

国道1号線に並走する旧東海道の松並木が往時をしのばせます。

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藤川宿は、東海道五十三次の37番目の宿場町。「広重」の藤川宿。

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ここに、同業の社会福祉法人が運営する障害者の就労支援施設があり、大小さまざまな門松を制作・設置・販売を行っています。私が働く施設は、毎年ここで材料のみを購入し引き取りに出かけます。今年も桜の木のヤドリギが少し大きくなったような気がします。

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松竹梅、葉ボタン、なんてん、笹、などを引き取ります。

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二人で1時間ほどで完成。生け花のセンスが必要かもしれません。大きさだけは、「名古屋三越」には負けましたが「松坂屋」とは互角でした。

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さて、今年も暮れようとしています。ストーブにあたりながら来年がまた良い年でありますようにと、薪を放り込みます。

犬とカカオと栗きんとん

岐阜県中津川市へは、名古屋の自宅から車で中央道を通り1時間少々で行けます。中津川は、栗きんとんが有名で色々な銘店がありますが今回は、「七福」の栗きんとんを買いに行こう、ついでに、付知渓谷の紅葉を観ようということで出かけました。  

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  しかし、芳野小屋の番犬「ソロ」は、人間が昼食を店に食べに入った隙に、見つからないように隠しておいたロッテのアーモンドチョコを食べてしまいました。

  チョコは犬にとっては危険物。旅先で動物病院を探し受診しました。(私は大丈夫と思ったのですが。)  待ち時間は長いもの。

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 動物病院からの「恵那山」。

チョコのカカオの中の「テオブロミン」という成分が中毒を起こすみたいで、犬の体重によって致死量は違うようです。

 先生から心配ない旨を聞き一安心。紅葉狩りは、取りやめました。

 

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これがお楽しみの「栗きんとん」。栗の上品な甘味が何とも言えません。自家農園で栗を育て、栗にこだわっただけはありますね。

 

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何事もなかったように お気楽な犬。

 

翌日から仕事(研修)で福島県へ。見そこねた紅葉を会津で堪能しました。

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鶴ヶ城天守閣より会津若松と奥に磐梯山

 

カラマツとメタセコイア

  10月末、上高地に行った目的の一つがカラマツを目に焼き付けることでした。私は勝手にメタセコイアとカラマツが似ていると思い込んでいました。葉っぱが全然違いますし枝のつき方が違いました。  

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上高地:小梨平のカラマツ林

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上高地梓川右岸のカラマツ

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冬 名古屋庄内緑地公園メタセコイア

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昨年の晩秋 名古屋庄内緑地公園メタセコイア

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 上高地梓川左岸より屏風の頭とカラマツ林

 

カラマツ林は儚げですね。大好きな樹木です。

 

「落葉松」  北原白秋

からまつの林を過ぎて、

からまつをしみじみと見き。

からまつはさびしかりけり。

たびゆくはさびしかりけり。

 

からまつの林を出でて、

からまつの林に入りぬ。

からまつの林に入りて、

また細く道はつづけり。

 

からまつの林の奥も

わが通る道はありけり。

霧雨のかかる道なり。

山風のかよふ道なり。

 

からまつの林の道は

われのみか、ひともかよひぬ。

ほそぼそと通う道なり。

さびさびといそぐ道なり。

 

からまつの林を過ぎて、

ゆゑしらず歩みひそめつ。

からまつはさびしかりけり、

からまつとささやきにけり

 

からまつの林を出でて、

浅間嶺にけぶり立つ見つ。

浅間嶺にけぶり立つ見つ。

からまつのまたそのうへに。

 

からまつの林の雨は

さびしけどいよよしづけし。

かんこ鳥鳴けるのみなる。

からまつの濡るるのみなる。

 

世の中よ、あはれなりけり。

常なけどうれしかりけり。

山川に山がはの音、

からまつにからまつのかぜ。

      

 

上高地

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久しぶりの上高地です。河童橋から岳沢、穂高。やっぱりこの眺めでしょう。

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これも久々の登山系キャンプ。台風で一週間延ばしたのですがまた台風が接近してまして、小梨平でキャンプ。

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さすがにこの時期、この天気で人も少なく静かな小梨平です。初日28日は、徳沢まで空荷でぷらり。

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カラマツ林の中を小川が流れます。水際がいいですね。土手との高低差がありません。夏はいるんですよ。イワナが。釣ってはダメですけど、入れ食いでしょうね。

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昼前から雨が降ってきました。

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スギゴケでしょうか。いい森です。

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1時間50分で徳沢に到着。ハルニレやカツラの巨木が点在する徳沢園。新緑の頃はニリンソウなども群生して、最高のテント場です。登山者には楽園ですね。子供が出来て家族で念願のキャンプをしました。それまでは、穂高岳槍ヶ岳登山の通過点でした。

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帰路は、穂高神社(写真は明神池)にお参り。穂高神社奥宮で本社は安曇野にあり大昔 我が故郷の福岡志賀海神社の海人一族:安曇氏がその地に定着し祖神を祀ったのが起源とか。山に海とは面白いもんです。

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お参りの後は「嘉門次小屋」で休憩。山案内人の上条嘉門次が明治に建てた山小屋。

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で、お楽しみのイワナの塩焼きと熱燗。この二合徳利はいいですね。フキみそもいいですね。イワナは釣りをするのでよく食べますが、囲炉裏の火で焼くのはまた格別ですね。焼いているお兄さんにどこ産のイワナかと尋ねるとよく行く「開田高原」から持ってくるとのこと。

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いい気分で雨の中を小梨平のテントに帰りました。

テントは、25年位前に購入したものですがまだまだ使えます。白い冬用内張を張って寒さ対策。ガスを燃やせば暑いくらいです。

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そして、夕食には、自家製ワイン「山形ルージュ2015」2年物で味がまろやかになっておいしいです。フライパンには、いわしのトマト煮。などなど。幸せなひと時でした。

 

この後、深夜、雨でテント下に水が溜まりウォーターベット状態となって、雨の中テントを移動する羽目になろうとは知らずに、まだご機嫌でした。

翌日も台風の接近で雨。早々に撤収し帰路につきました。