芳野小屋の日誌

小屋の暮らしと、犬、畑、登山、ワイン等の日々

南アルプス 仙丈ヶ岳 登山

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↑小仙丈ヶ岳より小仙丈カールと仙丈ヶ岳山頂(早口言葉のようです)

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日本の第2の高峰3,192m「北岳」と「間の岳」

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山頂部の花々 黄色い花は「シナノキンバイ」でしょ。あとの2つは調べています。

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山頂へは、2016年8月8日 13:55に着きました。 

名古屋自宅発3:30(車)→南アルプススーパー林道のバス乗り場 戸台着6:30 北沢峠発9:00→尾根ルートで小仙丈ケ岳着12:05。 天気は晴れ、時間的に山頂部はガスぎみ。

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今宵の宿、藪沢カールに建つ仙丈小屋。

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仙丈小屋着14:40

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到着早々これこれ。

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荷物など整理して夕食まで外でワインをちびちび。(当然 自家醸造ワイン「ヤマガタルージュ2015」)  

寝る頃は、ガスで風も強くなっていました。小屋は混んでいたと思います。寝床の幅:約70㎝ 苦行の一晩でした。

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8月9日5:30 藪沢カールと仙丈小屋を出発。 藪沢ルートで下山。天気晴れ。

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甲斐駒ヶ岳」凛々しいですね。

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「鋸岳」 の向こうに「八ヶ岳

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人の少ない馬の背ルートへ少し入ってみました。仙丈ヶ岳が綺麗です。 ここで「キジ」を撃ちました。すぐあと登山者集団が通過。

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藪沢の沢沿いの小さなお花畑で休憩しながら下山。さすがに8月の南アルプスなので雪渓がないなと思っていましたが、忘れたころに小さな雪渓。

北沢峠下の大平山荘着9:00。すぐバスに乗れて登山口に10:00着

天気にも恵まれ23年ぶりの3,000m峰に登ることができました。一つ一つが大きく雄大な近隣の山々。高層の匂い、可憐な草花。 いい夏の休日でした。

 

 

 

 

 

糖度確認

 

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川名山ビンヤードの第4農園のメルローの糖度を測ってみました。

糖度19度。このままワインにするとアルコール度数10度前後になります。もう少し熟れるのを待ちましょう。

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しかし、第1・第2農園のマスカットベリーAは熟れるのが遅く鳥にやられる前に袋をかけたのでよかったのですが、第3・第4農園のメルローは80%ほど鳥にやられました。醸すだけの収穫が難しそうです。

思いのほか早く熟れました。これではアルコール度数を決める糖度の熟成はクリアできますが「味」を決めるフェノール類の熟成が進む前に摘み取らなければなりません。やはり寒冷な気候が適すのでしょうか。まずは初年ですので仕方ありませんね。

 

開田高原 ブルーベリー狩り2016

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名古屋から高速で中津川。木曽路木曽福島ヘ。

今年も恒例のブルーベリー狩りに信州 開田高原に行ってきました。開田ファーム第1農園

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今年は、去年新しい家族となった「ソロ」も一緒。このあと落ちているブルーベリーを食い漁って、夕方には真っ黒なウンチをしていました。

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高原の清流で一服。その後、蕎麦を食べて、高原のコーン入りソフトクリームを頂きました。

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九蔵峠にある御嶽山の展望所。

2014年9月27日御嶽山噴火 58名が亡くなったのはまだ記憶に新しいと思います。山頂部は一部規制が解除になったものの依然大部分が立ち入り禁止です。

この展望所には犠牲になった方を偲んで献花台がありました。・・・

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キッパリとした夏です。

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帰路は、飛騨高山経由。高山はよく行くので家族がまだ行ったことがない「国分寺」に寄りました。

  飛騨国分寺: 天平18年(746)、開基は「行基」と伝えられる古刹。創建当時の七重塔だった境内は国の史跡。大イチョウは国の天然記念物。本堂は室町時代の再建で国の重要文化財

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山門の外にあった「なでさるぼぼ」撫でると願いが叶うそうで、家族はこちらに興味あり。

のんびりできた休日でした。

 

 

八百津で遊ぶ

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犬を飼うと出かけるところが限られます。例えば日本百名山の「伊吹山」は、山頂部は滋賀県条例で犬などは入山禁止。ワイナリーのブドウ畑は、犬がブドウを食べると中毒を起こすので家族が許しません。なかなか行きたいところには行けません。昨日は岐阜県八百津町の「五宝の滝」に家族(犬含む)で出かけました。

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この滝(5つある)は、宮本武蔵が若いとき ここ八百津の大仙寺で愚堂国師に禅の教えを請いながら修行のため打たれた滝との言い伝えがあります。涼を求めて訪れたのですが蒸し暑かった。

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近くに「人道の丘公園」がありそこに、八百津町出身の杉原千畝の功績を讃え「杉原千畝記念館」があります。戦時下1940年の東欧リトアニアで人道的決断をして無許可でユダヤの人々にビザ発給をし続けた杉原領事にしばし思いを馳せました。

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夕食に赤ワイン。このワインは医療法人の理事長さんから頂いたプライベートワイン(1樽もの)です。有名な「カーブドッチワイナリー」で修行した創業者「瀬戸 潔」の作る「カッチーナ・ジーオセット」の赤ワイン。マスカットベリーAをフレンチオーク古樽で寝かしたもので、複雑さもあり大変美味しかったです。(陳腐な表現しかできません。)

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お礼状に写真を添えました。 我がビンヤードの色付き始めた「メルロー」。

葡萄

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かなり果実が大きくなってきました。川名山ビンヤード マスカット・ベリーA アメリカ系とヨーロッパ系の交配種。生食でもOK。

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メルローも大きくなってきました。ただマスカット・ベリーAに比べるとヨーロッパ種のワイン用ブドウなので果実は小ぶりです。

写真右側のシルバーの棒状のものは、商品名「防鳥トルネード」で鳥除けです。

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これは、芳野ワイナリーのデラウエア。今年は豊作です。一昨年が豊作で800gくらい採れたので山ぶどうと一緒に醗酵させました。今年は川名山ビンヤードのブドウの収穫時期と合えば混ぜようと思います。

鳥除けを今年はつけてみました。まだ熟れていないのでムクドリも来ていませんが効果があるといいです。しかし、ぶどうにとって、本来果実は鳥にたべてもらうためのもので鳥が種を他所へ運び種を増やします。決してワインの為のものではないのですね。

 

鈴鹿・藤原岳登山+ワイン初飲み

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昨日、前回の「竜ヶ岳」の北にある「藤原岳」1140mに登ってきました。

山頂部のカルスト台地。

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ちょっとした「カレンフェルト石灰石の石柱群もあります。

この山の麓には太平洋セメント藤原工場があり南東斜面は石灰石を採るために削れています。今は高齢者介護の仕事場で働いていますが、その前は同じような九州のセメント工場が勤め先でした。昔を思い出しました。なぜか「コンクリート技師」の資格を持っています。

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上部は草原になりますが途中には立派なクヌギ系の森があります。幹から「蜜」が出ています。クワガタがいそうです。またまた思い出話になりますが、昔良く捕って飼っていました。クワガタは、驚くと掴んでいたものを離す性質があり、樹木をハンマーで叩き(私)びっくりして落ちてきます。それを拾います(娘2人)。木を傷めるのであまりやりません。あとは、蜜の出る木をチェックしておいて早朝、山を巡回します。ミヤマクワガタが木にいたりしたらシビレますよ。産卵は菌床などが必要でカブト虫のようにはいきません。などなど。

ところで、

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会社の同僚からお手製の「パテ」をもらいました。飲みどきと思い昨年秋に作ったワインを本日あけました。「Yamagata Rougu 2015」100ccボトル。

味は8ヶ月ほど経ってやっと落ち着いてきましたが少し甘みが残っていました。でも山ブドウ特有の濃厚な味と色合いで美味しいですね。

 

 

 

竜ヶ岳登山

昨日、鈴鹿の山に登りました。久々のガス。

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こんな樹花も咲いていました。(シロヤシオではありません。)

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鈴鹿山脈 竜ヶ岳1099.6m。標高900mくらいから笹の原に低木のミックス。素晴らしい景観です。

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5月中旬ごろは、このツツジ科の低木「シロヤシオ」が白い花を付けます。まだほんの少し残っている樹もありますね。 庭園です。f:id:sirakawakisimenn320:20160528102548j:plain

白い花が満開だと、ここからは「羊の群れ」に見えるそうです。とにかく穏やかな優しい山です。

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下山は「遠足尾根」を下りました。名前の通り「くぬぎ」に覆われた幅のある穏やかな尾根でいいですね。

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行動時間:7時間18分  昨年10月に登山を再開して11回目の登山になりますが一番長い行動時間でした。何とか昇り降りできるようになりアルプス(日本)に行けそうな気がしてきました。