芳野小屋の日誌

小屋の暮らしと、犬、畑、登山、ワイン等の日々

2017.ワイン作り 山ぶどう①

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頼んでおいた山ぶどうが、山形の「うらやま農園」から届きました。早速、除梗→破砕→一次発酵と進めます。この除梗が大変です。4㎏少々の山ぶどうを一粒一粒、房から外します。3時間かかりました。

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一升瓶で潰します。先行した自家農園のマスカットベリーAは手で潰せますが山ぶどうは果皮が固く手では無理です。

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糖度を測定。21度ありました。出来上がりのアルコール度数は糖度(21度)の0.55倍ですから11.6度程度になります。今年は補糖無しで作ってみましょう。

 ここで過去を振り返ってみましょう。

2012年 「誰でもできる手作りワイン」の本を図書館で見つけ醸してみる。発酵時ビンが小さく噴き出して床を汚す。

2013年 芳野小屋でデラウエアが豊作。山ぶどうと混ぜて醸す。

2014年 糖度計とコルク打設機を購入。熊本産マスカットベリーA、山ぶどうを醸す。

2015年 ぶどうの苗を山梨から取り寄せ(メルロー2本、マスカットベリーA2本)3月に川名山ビンヤード完成。山ぶどうを醸す。

2016年 自家農園(川名山ビンヤード)にてメルロー115g、ベリーA2,039gの収穫あり。栽培から醸造・ビン詰めまで一貫して行うフランスでいえば「ドメーヌ」となる。ただし自家畑のブドウは出来が悪く山ぶどうとミックスする。品名「アンサンブル芳野」。

2017年 今年は、メルローはやはりだめでベリーAは少なかったが出来がよさそう。山ぶどうも糖度が高くひょっとしてビンテージ・ワインか? 期待が高まります。