芳野小屋の日誌

小屋の暮らしと、犬、畑、登山、ワイン等の日々

白川村平瀬

 先週の日曜日に岐阜県白川村に行ってきました。合掌造りで有名な荻町や飯島などの中心部から14~15㎞車で15分ほど南に庄川沿いを遡ったところにある平瀬集落。自然と人の暮らしがとてもバランス良く「原田泰治」の絵画にあるようなどこか懐かしい佇まいがある場所です。昔はモリブデン鉱山でさかえ、昭和30年代の御母衣ダム建設でも賑わいましたが、今は白山のふもと大白川の上流から温泉を引き10軒近い旅館や民宿がある静かな集落です。ここに仕事で平成15年から4年間名古屋から通った後1年間暮らしました。その関係で今でも知り合いがいますが、仲のいい人が先日亡くなりました。

 昨今、高齢者の処世術で人付き合いなどを絞ったり整理するといい、等の記事を見かけることがあります。納得できることもあり、コロナ禍で2年以上間が空いた白川村、もうこのへんでいいかなー。と思っていましたが訃報を耳にしてやはりお参りに伺いました。

 山あいの平瀬集落、家々はあまり変化もなく、緑に包まれ静かでした。やはり私にとってここは第二のふるさとです。