芳野小屋の日誌

小屋の暮らしと、犬、畑、登山、ワイン等の日々

早春の上高地

 日曜日に娘と上高地へ行って来ました。朝4時に名古屋を出発して沢渡駐車場へ。天気予報は曇りだったのですが現地は晴れて風もなく最高の登山?日よりとなりました。「釜トンネル」、「上高地トンネル」を通って大正池の手前のカーブで雪をかぶった穂高連峰が見えたときは、その雪をまとった迫力の山容と美しさに感動しました。前回同様大正池から田代池などを経由して梓川沿いを河童橋へ。天気もいいので登山者に交じってハイカーも見受けられました。河童橋で昼食をとって、帰路は梓川右岸を通って田代橋より帝国ホテルを抜けて車道を大正池へ。「今日は会えないな」と途中あきらめていた猿の群れとも遭遇したりで、素晴らしいワンデイハイクを楽しむことができました。しかし朝も早く疲れました。雪目で目もしゅぱしゅぱします。 

釜トンネルを行く

カーブの先に穂高連峰

梓川左岸を河童橋

カラマツ林

目的地:河童橋。 赤い枝はケショウ柳。

焼岳(河童橋より)

小さなサルの群れでした。

上高地」には特別な感情があります。遠い昔の高校の現国の教科書に誰の随筆か忘れましたが上高地の訪問記が教材として載っていました。山登りが好きになりかけていた私は、上高地に憧れました。「河童橋」「化粧柳」「穂高の残雪」「沢渡」「新島々」などの言葉が心に残っていていまでもなぜかわくわくします。そういえばその教科書は柄にもなく何年か捨てずに取っておいたのを思い出します。いわゆる青春の上高地です。


行程:名古屋発4:00 車で東海北陸道経由→沢渡バスターミナル着8:10      路線バス高山行き9:00発→中の湯(釜トンネル入り口)着・発9:39 →大正池着10:16→河童橋着11:32 同発12:11→田代橋着12:43→大正池着13:32→中の湯着14:37 沢渡行き発15:01 ※本来は、平湯から入りたいところ帰りのバスの時間が早すぎるため沢渡からとした。